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【正論】野球の「伝道師」 佐々木信也【正論】

1 :無礼なことを言うな。たかが名無しが:2006/09/23(土) 00:28:06 ID:tmOtpMoq
■【毎日 エコノミスト】ワイドインタビュー問答有用

野球の「伝道師」
野球解説者・佐々木 信也  
●聞き手=濱條元保(編集部)  
「〓球音〓を楽しめるプロ野球にしよう」  
今春にはワールドベースボールクラシックで日本が劇的な優勝を飾り、夏の全国高校野球選手権大会決勝では、引き分け再試合の大熱戦に日本中が沸いた。野球人気回復かに見えるが、プロ野球の名解説者、佐々木信也氏の危機感はなお強い。  
  
―― プロ野球に対して強い危機感をもっているそうですね。
  
<佐々木> このままでは、日本のプロ野球はジリ貧になり、興行として成り立たなくなるのではないかと感じています。理由は、野球場が〓快適空間〓ではなくなっていることです。  
 東京ドームや神宮球場など首都圏の球場によく足を運びますが、無類の野球好きの僕でさえ、不快な気分になります。原因は「音」です。外野席に陣取る私設応援団のラッパや太鼓などの鳴り物、それにファンが呼応する応援の雑音がうるさすぎます。
閉ざされたドーム球場は特にひどい。東京ドームに行くときには、耳栓が欠かせなくなりました。  
 ピッチャーが投げ込むボールがキャッチャーミットに収まる音、打ち返すバッターの打球音、緊迫した場面でピッチャーとキャッチャーが交換するサインのやりとりをじっと見守る静寂……プレーの一つ一つを楽しむ光景を、いまでは期待することができません。  
 米シアトルマリナーズのイチローがメジャーリーグに行った最大の理由は、より高いレベルで自分を試したかったことでしょう。しかし、もう一つの理由として、日本の球場の騒音に嫌気がさしたこともあるのでは。
渡米したイチローが「アメリカの球場の(静かななかでの声援などの)ノイズがたまらない」と語ったのをよく覚えています。  
  
 佐々木さんは、プロ野球選手から解説者に転身した草分け的存在だ。プロ野球を見る〓プロ〓の目に、いまの日本プロ野球界は危機に瀕していると映る。野球発祥の地である米国のメジャーリーグと比較すると、危機感はますます強まるようだ。


2 :無礼なことを言うな。たかが名無しが:2006/09/23(土) 00:31:45 ID:tmOtpMoq
A・ロドリゲスのヘッドスライディング
  
―― 野球に取り組む選手の姿勢に問題はありませんか。  
<佐々木> 大いにあります。一生懸命さが足りない。対極にあるのが、メジャーリーグです。  
ヤンキースのアレックス・ロドリゲスは、メジャーの最高年棒約30億円をとる超スーパースターです。
その彼が高校球児のようにヘッドスライディングする。ユニフォームを泥だらけにして必死でプレーするのです。
清原(和博、オリックス)のそんな姿を見たことがありますか。  
バーニー・ウィリアムズ(ヤンキース)というメジャーを代表する選手が、一塁方向に内野フライを打ち上げた時です。たまたま風が強くて打球が流され、一塁手が落球しました。
この時、ウィリアムズはすでに二塁近くに達していて、三塁を狙おうと必死の形相で走っている。
その映像をみて、ヤンキースのすごさを改めて痛感しました。打った瞬間に全力疾走しなければ、できないプレーです。38歳になるベテランがそんなプレーをするのです。  

―― 日本のプロ野球には必死さが足りないと?  
<佐々木> そう思います。プロ野球選手の多くは、元は甲子園を目指した高校球児で、当時は守備につく時もベンチに戻る時も全力疾走していた。
それがプロになると、内野手同士でしゃべりながらだらだら歩く。これでは試合が引き締まりません。  
1965〜73年に9年連続日本一に輝いた「V9時代」の巨人は、今の巨人とぜんぜん違いました。見ていて本当に強く、楽しかった。選手がみんな一生懸命だったからです。
長嶋茂雄(巨人終身名誉監督)や王貞治(ソフトバンク監督)というスーパースターがいて、柴田勲や土井正三、黒江透修といった名脇役もいた。  
黒江は「僕らは一生懸命に走らなかったら、使ってもらえません」といって日々猛練習し、試合でも必死に走った。
長嶋、王という超一流プレーヤーの人一倍の努力に他のレギュラー陣や控え選手が刺激を受けるという好循環が、V9の原動力であり、国民的人気を得た理由でした。



3 :無礼なことを言うな。たかが名無しが:2006/09/23(土) 00:35:39 ID:tmOtpMoq
新庄は選手としての実績をもっと積め  

―― 新庄剛選手(日本ハム)が、パフォーマンスでプロ野球の人気回復に一役買っているようですが。  
<佐々木> うちの女房とも新庄について話しますが、同じ意見です。「打率3割を打って、勝利に貢献して、きちんと実績をあげてからパフォーマンスをやればいいのにね」。  
日本ハムの幹部もこぼしていました。「正直、新庄には困っています。他の選手と違うアンダーシャツを着てきたりして、チームとしては統率が乱れる。しかし、ファンの支持はあるから……」。  
日本ハムの主力選手の一人は「僕たちがとてもできないことをあの人(新庄)は次から次にやる。すごい人だと思います」と評価しています。私もサービス精神は買います。
でも、あのパフォーマンスがプロ野球選手のあり方かといえば、少し違うと思います。  

―― 成績と年俸が離れすぎ、庶民の感覚と大きくずれてしまった点も、野球人気低迷の原因では。  
<佐々木>球団が選手に甘いと感じますね。仮に年俸5億円の選手がいても、それにふさわしい働きをすれば、ファンからも理解されると思います。先ほど例に出したロドリゲスやウィリアムズがそうです。  
 一方、清原は果たして年俸に値するだけのプレーをしているでしょうか。清原の打撃を楽しみたくても、負傷がちで試合に出るかどうかさえわからない。
清原ばかりを引き合いに出して申し訳ないが、年俸分の活躍ができない選手は、きちんと減俸すべきです。プロ野球は本来、厳しく成果が問われる成果主義の世界です。
厳格な評価をしなければ、他の選手にも悪影響が及ぶ。球団幹部も監督やコーチ、評論家も、選手を甘やかしすぎです。  

―― 真剣に野球をしたい一流選手は続々とメジャーを目指し、日本の野球界は空洞化していく。  
<佐々木> 僕の一番の危機感もそこにあります。僕だけでなく、野球界のOBみなが心配しています。国内でもサッカー人気が高まるなど、野球だけが国民的プロスポーツではなくなってきています。
そうしたなか、とりわけ目を覆いたくなるのが、最近の巨人戦です。
落ちるところまで落ちた後、死に物狂いで這い上がってこられるか。それには球団幹部、監督、コーチ、選手がもっと危機感をもたなければなりません。

4 :無礼なことを言うな。たかが名無しが:2006/09/23(土) 00:37:44 ID:tmOtpMoq
―― プロ野球界には、現役はもちろん、OBという貴重なコンテンツがあるのに、始球式にはアイドルタレントを使ったりします。  
<佐々木> 12球団にはそれぞれの時代を担ったスター選手や、その脇を固めた名選手、名監督やコーチがいます。
彼らを活用すれば、ファンと選手が世代を超えて交流できる。有力なOBには技術指導も期待できます。  
でも、現状では、こうした有力コンテンツをうまく活用できていません。そんなことをしなくて済んだ時代が長すぎたのだと思います。
かつては、赤字を垂れ流しても親会社が補填してくれましたからね。しかし、時代は完全に変わりました。
球団が主体的にファンの支持を得られるようにしなければ、存続すら危うい。  
だからといって、王や長嶋にばかり頼るのは時代錯誤です。
その場しのぎの「ON人気」頼りを続けた結果が今日の危機的状況です。
王や長嶋がかわいそうです。その反省に立って、改革を進めるべきです。 


5 :無礼なことを言うな。たかが名無しが:2006/09/23(土) 00:49:10 ID:tmOtpMoq
なんでこうした正論を吐ける野球人が他にいないのだろう?
ほかには豊田ぐらいか?

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